イニエスタがJリーグに与える影響は凄い!

2019年よりJリーグはJ1の外国人枠を5人に拡大します。外国人の起用を多くする背景にはアンドレス・イニエスタ選手のJ1ヴィッセル神戸への加入がありました。

2018年の外国人枠は3人で、ヴィッセル神戸はイニエスタ選手の獲得に伴い、別の外国人選手を放出する必要があったのです。
Jリーグ理事会はかねてより外国人枠撤廃について話し合いを行っていたものの、日本人選手の出場機会が減る、外国人選手によって育成年代の成長が見込まれるなど賛否両論を呼び、規則変更までは至りませんでした。

しかし、イニエスタ選手と言うビッグネームがJリーグへ移籍するのをきっかけに外国人枠拡大が急きょ決定されたのです。

また、イニエスタ選手がヴィッセル神戸へ加入した際、彼が望む背番号8は三田啓貴選手のものでした。

Jリーグではシーズンに入ると背番号の変更ができないルールがあったため、イニエスタ選手に背番号8を着用させるには三田選手の移籍か、契約解除して再び選手登録させる方法しかなかったのです。
そこで、Jリーグは三田選手が自らイニエスタ選手に8番を譲ると表明したこと、ヴィッセル神戸からの相談を受けたなどを理由とし、ユニフォーム要項をシーズン中に同一選手が背番号を変更できると改定するに至りました。

イニエスタ選手が規定をも覆す大きな存在だと知らしめるニュースと言えるでしょう。